地震

ドミニカ共和国も日本と同じで地震と津波の危険があり、更に日本のように耐震設計などされていない建物がいっぱいでとても危険です。アメリカの建築家の友人曰く、ドミニカで高い建物には近寄らないほうがいいと助言してくれました。ハイチ人の人たちが、鉄筋組んでブロックを高く積んでいってセメントで塗ってペンキ塗って終わりな感じの高層アパートがいっぱいです。20階建てのアパートも、鉄筋とブロックで細い柱。恐ろしくて近寄れません。ドミニカンにドミニカには地震があるのかを聞くと、ハイチ地震があった後にも関わらず、ドミニカには地震などないと豪語する人がほとんどです。ドミニカにも地震や津波の可能性はあると、多分1%以下も知っていないのではないでしょうか。地震教育も、日本のようにはされていません。過去に、規模は小さいですが津波で数千人亡くなってます。
プレートの規模が違うので、日本の三陸沖、インドネシアみたいな津波の心配はまずないらしいけど、何が起こるのかがわからない自然災害なので用心に越したことはないですね!アメリカで地震研究をしている人がドミニカに来た時(実は昔の会社の同僚の友達)、サントドミンゴは岩盤上にあるので地盤は丈夫とのことです。ドミニカの南に位置する断層も、三陸沖規模の津波を起こすだけの威力はないらしいです。よく観察してみたのですが、サントドミンゴのマレコンの海岸沿いは、海抜5メートル以上の所ばかりでした。だからと言って、油断はできません。



La Trinchera de los Muertos ドミニカ共和国南に位置するトラフについても書かれてあります。南海トラフと構造が似ているらしいです。1751年に地震が起きて、サント・ドミンゴ付近にも津波被害があったとどこかで読んだことがあります。
Caribbean Tsunamis: A 500-Year History from 1498-1998  過去500年間に起こった津波が載っています。
標高表示 十字に知りたい場所を持ってくれば標高を示してくれます。津波が来ることを想定して、どこに逃げればいいかを確認できます。
ドミニカ共和国津波ハザードマップ 標高が20メートル以上あっても、サント・ドミンゴは緩やかな傾斜になっている場所があるので余裕を持って35メートル付近まで避難したほうがいいかもしれませんね?
海抜地図 知りたい海抜を選べば、世界中の知りたい海抜を示してくれます。
Shake ’n quake ドミニカの地震について、ちょっと詳しく書いてあります。

ドミニカ共和国周辺のよく地震が起こる場所