2016年8月27日土曜日

財布を拾ったら警察に~はダメですヨ

えー

日本では小さな頃から、財布を拾ったら警察に届けましょうとか教育されると思います。自分も財布を拾ったら警察に届けるのが当たり前だと思っていました。しかし所変われば品変わるじゃありませんが、ここドミニカ共和国ではっ!

財布を拾ったら、ありがたく自分の物にしてしまいましょう!

それは何故でしょう。

はい、もう書かなくてもおわかりになる方がいらっしゃるかもしれませんが、ドミニカ共和国で財布を警察に届けたとしても、本人に届くことはまずないと思った方がいいからです。中にはものすごく真面目な警察官もそりゃいるかもしれません。でもですね、ほとんどの警察官が自分の物にしてしまうのが現実です(`;ω;´) 警察官の下っ端の給料は、驚くほど安いです。人間的生活が送れないレベルです。財布を拾って届けるドミニカンがいるのかはわかりませんが、受け取ったとしても受け取った者止まりです。

警察に届けても、警察が自分の物にするのはみんなわかっているので、誰も届けません。

ここは拾った者の良心にかかっていますね!

自分だったら日本人的良心が何処に住もうとあるので、財布を拾って中を確認して、住所がわかるID等があればその住所に届けるかもしれません( ・ิω・ิ)

スペイン経由でドミニカ共和国に帰ってきた時、スペイン人の子供連れの夫婦が子供のおもちゃを落としたのに気づかないまま飛行機を降りようとしました。するとすかさずドミニカ人の若いおねえちゃんが、それをサッと拾い自分のバッグの中に入れてしまいました((((;゚Д゚)))) 声をかければまだ間に合うのに、スペイン人の夫婦に声をかけることなく自分の物にしてしまうドミニカン。この光景をみたのは初めてじゃないです。何度か路地でもスーパーマーケットでも見たことがあります。出稼ぎ組かもしれませんが、飛行機に乗るお金があるドミニカンでも、人が落としたものをサッと自分にしてしまうんですね( ;∀;) 悲しい現実です。

全部のドミニカンがそうじゃありません!自分が何かを落とした時、声をかけて追いかけてきてくれて渡してくれる人ももちろんいます!でもやっぱり、自分の物にしてしまう人も多いです。それが財布となれば言わずもがななドミニカ共和国です(`;ω;´)

日本でお金がないとか言っているのは、まだまだかわいいレベルですよ!こっちのお金がナイは本当にナイです。でもみんな明るく元気で前向きなドミニカンです・v・