2016年3月9日水曜日

何歳になっても恋愛

えー

最初聞いた時は えっ と思うんだけど、日本ではあまり聞かない話しなのでうらやましくも思うというお話です。

今はけっこう庶民的なバリオに住んでるんだけど、もう何年も住むと近所の人殆どが顔見知りだしお友達みたいな感じで、誰がどうしたとかという噂なんかが毎日飛び交ってます。みんないい年して噂話大好きだけど、人の事を悪く言うところがないのでドミニカンは好きです。

近所の人の恋愛話だけど、70歳の数年前に旦那さんを亡くしたおばさん、52歳の年下の彼氏がいます。そろそろ1年のお付き合いになります。

貧しいドミニカの人たちは、日本で例えたらワンルームマンションのような広さの家に、家族何人もが住んでいます。息子夫婦だったり娘夫婦だったり、いったいどこに寝るんだ?!と驚く狭さです。

70歳のおばさんもものすごく小さな家に住んでいるけど、52歳の年下の彼氏が時々泊まっています。息子や娘夫婦も嫌がりはするらしいけど、別に誰の目を気にするわけでもなく生活しています。

息子や娘がいる小さな家で、トタン板一枚隔てた横のベッドで、愛をほぼ毎日愛を確かめあっているらしいです。なんとも微笑ましい話し。

52歳の彼氏は、私の家の修繕に時々来てくれる人で、この前工事を頼んだ時、ノビア(70歳の彼女)と昨晩何回やったとかそういう話しを何回も聞かせてくれました。まじで70歳と?と聞いたら、年齢なんか関係ない、セックスだと豪語してました。ドミニカのバリオでは、セックスレスという言葉は存在しないように思います。

※ノビア=恋人



もう一人のご近所さんの話し。

35歳のペドロ(仮名)に最近彼女ができました。彼女の年齢、これまた60歳。毎日おめかしして、ちょっと離れた彼女の家に行っているペドロをよく見ます。

誰にも恥じることなく、堂々と相手の年齢関係なく思うドミニカ人って素晴らしいと思いませんか?!

こういう部分からも、人間らしく生きる事ができるのは、ここドミニカ共和国だと思います。