2016年10月19日水曜日

勝手に公共工事 Σ(゚Д゚)

ドミニカ共和国らしいお話です(^u^)

一昨日の朝、なんとなく早く目が覚めました。

ガンガンガンと音が聞こえ、まだ6時前なのになんだろうと外を見ると、

それはパブロさんではありませんか。

こんなに早く何をしているんだろうと思って外に出てみると、

パブロさん、なんと道路をハンマーで壊してました (・・?

なんで?と尋ねると、水道管を引く工事を引き受けたとのことでした。

うちのお隣のさらにお隣さんが、パブロさんに頼んで新しい水道管を自宅まで引いてもらっていました。

早朝なのは警察に見つからない為です。

ドミニカ共和国は、日本のように24時間外の水道管から水がきません。地域によってもかなり違いはあるみたいですが、朝の7時~8時から数時間の間しか水が来ません。

その為お金に余裕がある人は、屋根に黒いタンクを乗せてそこに水をためておきます。もっとお金に余裕ある人は、地下に水をためる所を作ります。うちは屋根に水タンクの方です(^u^)

お金がまったくない人は、大きなバケツやドラム缶に水をためて桶ですくって使います。

水が来ている時間だけ、それぞれのタンクに水がためられます。

でもこれかなりいい加減で、数日水が来ないこともあれば、うちには水が来てお向かいさんには水が来ないなんてよくあります。どういう配管になっているのか、誰もよくしりません。

最近水の出が悪いお隣のお隣さんは、毎日よく水が来ているお向かいさんの水道パイプから、自分の家に水道パイプを引くことを思いついたそうです。

そしてパブロさんが、その工事を引き受けました。

ハンマーでアスファルトの公共道路を、ガンガンと壊して水道パイプを埋め込む作業をしていました。

私はそれを微笑ましく思いながら、ずっと見ていました (^u^)

昼頃にもう一度道路を見てみると、壊した場所はセメントで塗り固められて、アスファルトに似た色のペンキまで塗られていました。

日本じゃありえないです。怒られますっていうか、逮捕でしょ。

勝手に公共工事!こういうドミニカ共和国のいい加減さ、なんかいいと思いませんか?!

人間らしいというか、規則ばかりの先進国と違ってなんかいいです•̀.̫•́✧

一応駄目と思う概念はあるみたいですが、そんなことより自分優先のドミニカ人達。

やっぱり大好きです (∩´∀`)∩ワーイ