2020年9月13日日曜日

ドミニカンの人生?!④

ドミニカンの人生シリーズですが、これはあくまでも貧しい層に分類されるドミニカンについてです( ー`дー´)

アホでも医者になれたり、勉強の不出来関係なく銀行にコネで入れるリコ(成金ご子息)という層の話ではありませんっ。


前回ブライアンという24歳の若者について書きましたが、なんで24歳の若者がちゃんと働こうとしないんだ!と思うかもしれませんが、ここドミニカ共和国では仕事ほんまっありません。

たかがスーパーのレジでも、立派にコネ社会です。

スーパーの店員に数千人の応募だったか、数百人の応募だったかそんな世界です。

日本で例えたら、ホームセンターコーナンでしょうか、フェレテリーアとここでは呼ぶんですが、そこの店員さんでも数百人の応募。

有名チェーン店の店員になることすら、簡単ではありません( ー`дー´)

でもって、1ヵ月の給料は16000ペソ(3万2千円)で、交通費支給なし(概念もなし)。

こんな悪い条件でも、ものすごい競争率です。

ここでもしっかりコネがありまして、例えばスーパーのマネージャーやちょっと上の人に知り合いがいると、数百人の応募者がいたとしても、簡単に採用されてしまいます。

だからまったくコネがない人は、店員になるのも簡単ではありません。

ですが反対に、レストランのウェイターやウェイトレスは比較的採用されやすいです。

それはなぜかというと、使い捨てだからです。レストランはすぐに潰れる可能性もあり、オーナーもすぐに働き手が見つかるのを知っているので悪条件です。そして、ちょっとオーナーが気に入らないという理由で簡単に首にされます。

でもチップが余分にもらえるという点では、スーパーやホームセンターよりもいいそうです。

有名チェーン店の店員さんは、金属20年とか30年ザラです。手放したくはない仕事みたいです(;^ω^)

でもコロナで30年務めたスーパーを一方的に解雇されたおじさんがいます。退職金は日本円で300万か400万円位でした。30年務めてです。解雇の理由は、一番年だったから(;^ω^)

レストランでウェイターをしているドミニカンは、1年~2年サイクルでレストランを転々としているみたいです。

小さな個人のお店では、悪いオーナーに当たってしまうと、退職金払いたくない為に、不正をしただろと一方的に首にされて退職金を払ってもらえないとかもご近所さんによく聞きました(´;ω;`)

ふらふらしている若者が多いドミニカ共和国ですが、決してサボってるわけではなく、本当に日本以上に仕事がないのです!

もちろんこの手の職業では車も家も買えず、一生貧乏なままです。ドミニカで車を持っている人は、なんらかしら副業があったり自分で何かをしていたりの人がほとんどです。店員だと、ボロボロの車がやっとです。

こんな悪条件にも関わらず、ドミニカンはいつも明るいのはいい事ですねっ(∩´∀`)∩


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