2016年5月29日日曜日

悪いことは自分に返ってくるという典型的な例

え~っ

ドミニカ共和国の失業率は高いです。でも日本みたいに、誰もそんなに真剣に悩んでません。ここは見習うべきところだと思います。アメリカに出稼ぎに行っている家族や親戚がいれば、その人達から送金してもらって当然だと考えます。お金がある人が払えばいいと思うので、恥ずかしいとか申し訳ないとかいう感情ゼロです。だから働いてない男達は、昼間っから路上に出したドミノ台でドミノをして遊んでいます。奥さんが働いていてやっていけるなら、それでいいじゃないと思うのもドミニカンです。

これは近所の、まあまあ若いおねえちゃんに起こった実話です。

ドミニカでは働いていた人が辞める時、退職金を払うのが一般的です。詳しくは知りませんが、期間が長い方がもらえる金額は大きいらしいです。その若いおねえちゃんが働いていた店のオーナーは、おねえちゃんが自分から辞める前に、そのおねえちゃんを首にしました。理由は、売上を誤魔化しただろう、だから辞めてもらうだったそうです。

何故でしょう!?

何故、オーナーはそんな嘘をついて、おねえちゃんを辞めさせたのでしょう。

答えは簡単です。

自分から理由を付けて首にすれば、退職金を払わなくていいからです。

おねえちゃんが自分から辞めると言えば、オーナーは日本円で10万円近く払わなければならなかったらしいです。その10万円を払うのが嫌で、オーナーは自ら嘘をついておねえちゃんを首にしました。

ドミニカでは働く者の立場は、ものすごく弱いです。交通費を払うオーナーはほとんどいませんが、食事込のところはまあまああります。食事込の場合は、だいたいが飲食関係ですね!でもアメリカ人経営のKFCのある店舗では、食事提供は一切ないそうです。食べたければ客と同じ金額で、KFCのメニューにあるものを食べるそうです。社員割引とかないそうです。

オーナーは日本と同じ額かそれ以上の額で売っていて、社員への給料は日本の10分の1とかザラです。ドミニカで商売をして成功すれば、日本のオーナーより儲かるのは間違いないです。だからこんな商売で?なんでポルシェ乗れるの?みたいな人が多いです。

氷屋のおやじがポルシェですよ。これにはびっくりしました Σ(゚Д゚)

話はそれましたが、このおねえちゃんのお話のその後です。

おねえちゃんが働いていた店は、見事に2ヶ月後につぶれてしまいました!

因果応報というのでしょうか、悪いことはやっぱりできませんし、しちゃいけませんね!!!!

人の事を悪く言ったり見下したりしたら、絶対に必ず100%自分に返ってきますね。

それにしても、このオーナーはたった2ヶ月で自分のところに返ってきてしまいました。

通常より早いですね (^u^)

世界共通、悪いことはしたり考えたりするもんじゃない。人を見下したりするのも、よくないですね。

先進国から途上国に来た人に、けっこう多いんですよ。ドミニカ人を馬鹿にしたり見下したりしている人。そういう人は、けっこうな割合でレストランがつぶれたり、商売がうまく行かなくなったりしています。

不思議な法則ですね!