2019年10月21日月曜日

ドミニカンのお金のかけどころの違い

何度も書いてますが、ドミニカンはかなり見栄っ張りです。

日本人のように諸経費考えて軽四乗るとかいう概念ゼロです。

お金がなくてもジペタ(SUV)に乗ります。

子供のおなかが空いていても、親はアイフォン買ったりします。

立派な外見の家に住んでいても、家の中は空っぽというのもよくあります。

でね、最近近所の子供さんの学校の送り迎えを引き受けてしまったんですが(有料です!)、

それでちょっと離れた公立の学校にたまーにガキンチョさんおくって行ってます。

公立には学区ってありそうなもんですが、その辺いい加減なのか家から離れた公立の学校にも通えるようです。親がその学校の外で屋台やってるから、子供はその学校みたいな感じ。

公立は授業料も必要なく、学校によっては教科書代もかからないそうです。同じ公立の学校でも、全部同じではないようなのがドミニカ共和国らしいですねっ!

私立の金持ちの学校の外には高級車で送り迎えは当たり前の光景なんですが、公立の学校でも高級車まではいかないんですが、新車のランクルとかRav4とかで送り迎えでビビりました。

お父さんが小学生の子供2~3人降ろして、そのまま仕事に行くみたいな感じを何件も見ました。運転手ではなく、明らかに父親です。

そこでね、思ったんです。

どうしてあんな新車乗れるのに、子供は公立なのかって。

ドミニカ共和国の公立は、とことんレベル低いです。私立でもちょっとマシな程度で、それが公立ともなればもう限りなく地べた這いつくばる教育レベルです。

だったらそれよりはマシな私立とかインターナショナルとか思わないんでしょかねっ!?

だって自分は400万円以上もする新車をローンか知りませんが、買って実際に乗ってます。

自分の知り合いにもいるんですが、月収25万円で子供三人公立です。ここで月収25万円って優秀ですよ!高給取りの部類ですよ!

それでも子供さんたちは公立で、お父さんは政府から支給されたピックアップに自分で買ったSUVも所有して、高級住宅地に賃貸で住んで、奥さん専業主婦で、アイフォンとサムスンの2台持ちで、、、、、、と、

そんな余裕があっても、子供の教育や習い事と思わないのが、ここドミニカ共和国です。

もちろん中には子供さんにお金かけている家庭もありますが、それは本当にお金に十分余裕がある場合です。ちょっと給料いいくらいの人たちは、日本のようの親が犠牲になって子供にいい学校とかは思わないようです。自分が見栄を張って高価な製品買う方が先みたいです(;^ω^)

それを見て、この国の将来が想像できますねっ!

あのゴミにあふれた路上、犬のふんだらけの高級住宅地を見ても、精神的にまだまだ途上という感じです(´Д⊂