ドミニカ共和国をとことん紹介するブログです(∩´∀`)∩
ドミニカ共和国にいない時は書かないと決めているので、ちょっと間書いていませんでした。仕事でプエルトリコに少し行った後は、マイアミに行っていました🌴
今年やる分は仕事したんで、あとはもう来年までのんびりです(/・ω・)/
日本に帰ってもいいんですが、暑い国から更に暑い所に行くのもどうかと思うんです。
日本の真夏は、ここドミニカ共和国の夏よりも過酷に思います。じめーっベター感が、まだドミニカ共和国の方がましではないかと思います(`・ω・´)
今日はですね、観光客で賑わっている某レストランで働いていたウェイターの給料のお話です。近所にいっぱい観光客相手のレストランで働いている人がいるんで、裏の情報を聞くことができます(´;ω;`)ブワッ
そういう話を聞くとですね、ドミニカ共和国でレストランに行って素敵ーとかおいしーとかもう言ってられなくなるっていうか、二度と行かんわ!という気持ちになるかもしれませんが、
真実もたまにはいいかと思います。
ドミニカ共和国のレストランは18%の消費税の他に、10%のサービス料を徴収します。その10%は働いている従業員に払うはずのものなんですが、なぜかほとんどのオーナーはその10%を従業員にわずかしか払わず、自分の収入にしてしまいます。
そして私たち客は、チップも別途払います。
客が現金でテーブルの上に置いたチップは、さすがに従業員がわけてもらえるそうですが、酷いオーナーになると、その現金で置かれたチップでさえ、一部自分のものにしてしまうオーナーもいるんだとか!
鬼ですね ヽ(`Д´)ノプンプン
でね、スペイン広場という公園に面したあるステーキレストランの話なんですが、
そのレストランは週に10,000ドルの利益があるそうなんです。
もちろんそれは純利益ではなく、単純に稼いだお金だそうですが、その利益の中から10%は従業員に払わなければならないはずなのに、
オーナーはたった週に800ペソ(1700円)を従業員に払うだけです。
10,000ドルの10%は1,000ドルで、15人従業員がいたとしたら週に800ペソではないはずで、ドミニカ共和国では客が従業員のための10%を払ったとしても、それはほとんど従業員には還元されず、オーナーが潤うだけの構図になっています。
このステーキレストランに限らず、ほとんどのレストランがこれをやっているので、
ドミニカ共和国でレストランに行きたくなくなるのは、まあ仕方ないですね(;^ω^)
こんな裏事情を知ってからは、レストランには滅多に行かなくなりました。
それだけではなく、衛生観念に問題ありとういうのが、そこで働いているご近所さんの日常を見ていると ボソッ
おまけに
そのレストランでの基本給は12,000ペソ(25,000円程)で、それに客が置くチップを皆と分けたもの、それプラス3,200ペソ(10%のサービス料の一部)が毎月の手取り。
人件費が安い国では、いかにオーナーが儲かるかがわかるかと思います(`・ω・´)
ちなみに、ドミニカ共和国でのレストランのお値段、日本でファミレスに行くよりもずっと値段高いです。二人でステーキをがっつりと前菜から食べてビールやワインを飲もうものなら、1万5千円は余裕で越えます。
そして10%も余分に徴収して、従業員にはその10%を全部払わない上、さらに払う給料は日本よりも安くて済む、そりゃー日本のオーナーよりも儲かります。
だからこっちでは、ちょっとした小さな商売のオーナーでも、ポルシェやメルセデスのSUVに乗れるというわけです。
ちょっと儲かったらすぐに後先考えずに高級車買ったりアパート買ったり贅沢に走るんで、すぐにお店畳む人も多いです(;・∀・)
なかなかこのドミニカ共和国で流行るレストランを続けるのは難しそうですが、当たれば日本よりも儲かるんではないかと思います。
実際に働いているご近所さんから給料の安さや待遇の悪さを聞くと、観光客で賑わってガイドブックに載っているレストランであっても、なんだかな~と思ってもう長いこと行ってません。
たまに書いているテーマですが、ステーキレストランを給料の悪さで辞めたご近所さんと昨晩ビール飲みながら話したばかりなんで忘れないうちにと思いました(`・ω・´)ゞ
※このステーキレストランで何年か働いていたご近所さんが辞めた理由ってのが、オーナーは毎週100万以上も儲けてるのに、自分たちに本来なら還元される10%のサービス料もきちんと払わず自分のものにするのが気分悪かったからだそうです。
そのレストランのヒント 南米の牛肉産地ナンバーワンの国の人がオーナーです