2016年4月18日月曜日

ドミニカ共和国のお札

ドミニカ共和国に住む日本人です。余裕で5年超えました。それなのに、今頃気づいたことがあります。

それはっ!

ドミニカ共和国では日本で使っていたような財布は必要ない

ということです。

これ見て下さい、ドミニカ共和国の100ペソ札です。一番よく使われてる札じゃないかと思います。


ドミニカ共和国の札を財布に入れる時、どうしてこんなに入れにくいんだぁぁぁぁぁぁと思ってましたが、ほとんどの札がグチャグチャでフニャっとしてて汚いんですね!写真では臭いまで伝わらないかもですが、かなり強烈な臭いがする札もチラホラあります。貧しい人が多い国なので、財布に札をきちんと入れるなんてことが出来る人は、どちらかというと数少ないと思います。多くの人が100ペソ札をグチャっとポケットにそのまま裸で入れたりするもんだから、おまけに年中暑い国だから、ポケットの中でお札が蒸れて臭くなるんですね!お札の状態は、やっぱりその国の状態も表してるのではないでしょうか。財布にお札を丁寧に入れている余裕がない、やっぱりドミニカ共和国は貧しい国なんだなぁ(¯―¯٥)

そういうわけで、日本のように二つ折り財布なんて無用の長物です。

無理して財布に入れるのはやめて、最近は少し大きめの小銭入れに小銭も札もまとめてグチャ。日本のように小さい単位から大きい単位に入れる必要もなく、とにかく釣りで受け取ったらそのままグチャ。これでいいんですね、郷に入れば郷に従えです!

旅行で来られる方、覚悟しといて下さい。とにかくお札が汚くて臭いんで、常に消毒剤持ち歩くことをおすすめします。ってか、多くのドミニカ人がいつもバッグにぶら下げてます。

日清カップヌードル


これ、新パッケージ
紙の容器になって外のセロファンがなくなって環境にもいいってあった
写真とパッケージからは、とても美味しそうに見えませんか!?
過去に何度も不味いとわかってるのに買ってしまって後悔ばっかだったのに
また間違いを起こしてしまいました(´;ω;`)ウッ…


フタを開けて中見た瞬間、これは不味いと察知
一応お湯を注いで3分待ってみたけど、もう臭いからしてムリ
同じ日清なのに外国製はこんなにも不味いのは何故なんだ!?
ひとくち食べてムリだったんで、近所のドミニカ人にあげました
フォーク付きで外に持って出れば、いつもお腹好かせてる人いっぱいなのですぐに貰い手見つかります(^u^)


それにしても、なんでこう同じ過ち繰り返すんだろう
今朝も海外マルチャンのカップラーメンを食べようと思ってお湯を注いでみたけど
やっぱムリ
劇マズ
パッケージだけだと、日本のと同じ錯覚に陥るんだよねー

日本人の口に合うインスタントラーメンなんて
この地球上には存在しないと思うわ、日本以外で



2016年4月15日金曜日

日本から輸入

昨日の事です。

今更だけど、ドミニカ共和国の人が日本に行く時には3ヶ月ビザ免除。ビザ無しで日本に入れるそうですっていうか、入れます。発展途上国に分類されるドミニカ共和国ですが、過去に移民問題とかあったのでその御礼的な感じなんでしょうかね^^

車の調子が悪かったので、修理工場に見てもらいに行きました。

するとそこのオーナーがやってきて、日本人だろう、俺にはわかるんだと言われました。

99%中国人と最初に言われるので、最初に日本人と言われることはかなりうれしいことです(∩´∀`)∩ワーイ

「俺と仕事しないか?」

この台詞を言われるのは、実は初めてではありません。過去に何度か日本人とわかったら、商売の話を持ちかけられます。そのほとんどが、日本からタイヤの中古をコンテナで運ぶとか、車の部品を運ぶとか、軽四トラックの部品を運ぶとかそんなのばかりです。昨日のオーナーも、中古のタイヤを日本から運ぶのを手伝って欲しいと言われました。

とりあえずはいくら?と聞きますが、だいたい1回日本円で20万位です。毎月あるわけではなく、コンテナで1回運んで20万円。家賃の支払いなければ20万円あれば頑張れば3ヶ月か4ヶ月は生活できる額だけど、うーんごめん、やっぱ無理とお断りします。一応本業あるしね( •̀ㅁ•́;)

日本語ペラペラの日本人の人で、不定期で構わないならタイヤや車関係の中古品運びの仕事ならありそうです。でもしかし中古品とか車関係とか、いかにも発展途上国での商売という感じで苦手です。えっ!嫌味なこと言うなって思われましたかっ!?でも現実に、いつもうまく仕事があるわけではないし、いつ不況の波が押し寄せるかもしれないし、ましてや文化も考え方もまったく違うラテンの人を相手に博奕打つ気はないですし、自分の性格では多分無理です。ドミニカ人の言動は、なかなか日本人には理解し難いものがあるのは事実で、そういう方たち相手に真剣に勝負挑むことは仕事に関しては(ヾノ・∀・`)ムリムリ

日本人のような義理人情とか誠実さがまったくないドミニカの人たちなので、気軽に商売という気にはまずなれません。先進国の人相手の仕事だって、考え方の違い等で衝突することだってあるのに、それが発展途上国となったらなおさら大変なことです。

何かを日本から輸入したりという当たり前的な商売よりも、不況に関係ない、自分の頭脳を活かし、尚且つ外にもそんなに出る必要がない仕事が一番ですね!

でもまあ、ドミニカ共和国で生活するようになって、昔みたいにお金の事を考えたり貯金の事を事細かに考えたりする習慣はなくなってきました。今日と明日くらいに食べれるお金があればいいかなと。日本にいたら絶対にこんな考え無理だけど、ドミニカにいたら周りが実際にそうやって生きているので、ひょっとして自分もなんとかなるんじゃないかと、ものすごい勘違いしてきます。でもこれが本来の人間的な生き方なのかもしれませんね!

人よりお金を儲けたいのは何故かを考えたら、だいたいが人より大きくていい家に住みたい、高級な車に乗りたい、美味しいものを食べたい等、ほんとうに衣食住に関係無いことの為だと気づきました。お金が人より多くあることが立派だという考えは、ここドミニカで生活するようになって、どうでもよくなりました。そんなことの為に自分の時間を仕事に費やすなんて、人生の大切な時間の無駄です。必要最低限の衣食住がなんとかなって、たまに日本に帰る飛行機代がなんとかなれば、もう人生それでいっかなーと。

人よりお金持ちになることがものすごく大切なドミニカ共和国に住んでいて、こういう考え方になってくるのは、先進国から来た人間だけかもしれません。ドミニカの人たちは、今日も頑張ってお金持ちになることを一番に考えています!

日本にいたらまず人に施しを与えるなんてかっこいいことをする機会はなかったけど、ここドミニカ共和国では常に持っていない人に与える機会がたくさんあります!お金儲け頑張る気になるのは、そういう貧しい人に食料品をいっぱい買ってあげるとか、病院代を払ってあげるとか、そんな時ですかねっ!あ、なんか今自分すごくかっこいいこと書いたかも(∩´∀`)∩ワーイ

人生、何か他人にしてあげたくなった時、やっぱり発展途上国ではやることがいっぱいあるような気がします。これも何かの縁ですかねっ。

2016年4月10日日曜日

渋滞

ドミニカ共和国の渋滞は、すごいです。どこかに書いたと思いますが、運転マナーが世界一最悪なので、交差点では常に渋滞です。我こそ先にという人ばかりで、交差点での譲り合いがほとんどありません。この渋滞のせいで、ドミニカではあまり車に乗りたくないです。

昨日、元同僚の外国人達(ドミニカ人とアメリカ人ではないです)と渋滞の話になった時、みんな言う言う。アメリカに出稼ぎに行って仕送りをしている人が多いドミニカ共和国なので、アメリカの経済悪くなればみんな首切られて仕送りできなくなって、本来ドミニカで車持てなかった人が車手放すはめになって渋滞が減る!なんて喜んでいました。それは言いすぎじゃと一応言ったけど、いいやこれくらい言うと、みなさんかなりご立腹。それだけドミニカの渋滞と運転マナーは最悪です。

ドミニカに15年住んでいる人が言ってたんだけど、昔はこんなに渋滞がなかったって。あの頃はよかったなーって。アメリカに出稼ぎ行った人が、そろそろ車一台買う位の余裕が出てきた頃なんでしょうか。みんな揃いも揃って、殆どジペタ(SUV車)です。ほかに欲しい車、本当にないの!!!!!?と聞きたいですね!

前の仕事先も今の自分の仕事も、正直ドミニカの経済には直接殆ど依存も関係もしてないので、ドミニカ経済が悪くなっても生活は成り立ちます。こんな時(ってまだ起こってないけど)、ドミニカ経済にどっぷり依存している商売の人は、大変ですね。そんなことも考えて、海外で生活するときはいろいろ考えないとだめだと思います。日本人だと中古車とか多そうですが、自分にはそんな勇気ないです(´ε`;)

でも不思議と、日本にいた時みたいに将来の心配や老後の貯蓄の心配とか一切なくなりました。これ、どうしてだろう。さすがドミニカ共和国ですね!

2016年4月1日金曜日

ドミニカ共和国の選挙

今年の5月くらいに選挙があるそうです。

とくにここドミニカ共和国においては、選挙活動は移動キャバレーのような下品でどうしようもない騒音垂れ流しのイベントです!!!!!!!これのどこが選挙活動なんだと、首を傾げるようことばかりです。候補者たちが当選したからといって、この国がよくなるわけでもなく、当選者の懐が潤うだけの行事にしか思えないし、とにかくそれはそれは酷いっていうか、迷惑でうるさいイベントです(´・ω・`)

近所にホルヘというドミニカ人の友達がいるんですが、今日どっか行こうよと誘いの電話をすると、今日は選挙のバイトで夕方まで帰らないから明日と言われました。

そうなんです!!!!!ドミニカは選挙のバイトがあります。いわゆるサクラです。

貧しい地域の暇な人達を集め、食事を提供して最後に金銭を与えます。食べるものもままならない人たちが多い国では、例え1日でもきちんとした食事にありつけるということはすごいことです。だから候補者が誰であれ、そんなことは関係ありません。みんなこぞって選挙活動のバイトに出かけます。

選挙活動のバイトとは、候補者の色の帽子をかぶり道路を通る車に向かって旗を振り、レゲトンやサルサを大音量でかけてそこでどんちゃか騒ぎ。選挙活動だと知らない人が見ると、ただ騒いでいるようにしかみえないでしょう。あれを選挙活動だとすぐに思う人は、なかなかいないのではないかと思います。それほどドミニカ共和国の選挙活動というのは、とんでもないです。バイクに二人乗りしたおっちゃん達の大群が、旗をひらひらなびかせながらジグザグに運転しているのも選挙活動です。日本だと、暴走族みたいな。ジペタ(SUV車)から箱乗りをした若いおねえちゃん、ボンネットの上に座ってました。危なくないんですかね、見てるほうが冷や冷やです。これを選挙活動と呼べるドミニカ共和国って、なんて平和なんでしょう。

そしてホルヘがもらった日当はといいますと、300ペソだったそうです。今のレートが1ペソ2.5円前後なので日本円で750円位でしょうか。それに一食分の食事です。日本の失業率の比ではありませんので、何らかの金銭がもらえ食事まで提供されるこの選挙活動のバイトは、貧しい人たちにとってはとてもいいバイトだそうです。ホルヘから聞いたんだけど、田舎に行くとヘリコプターか自家用ジェットみたいなので、現金をそのまままいたりもするそうです。スケールの大きさが、日本とは大違いなドミニカ共和国の選挙です。選挙のバイトの人たちが騒いでいる場面に遭遇すれば、写真を載せたいと思います!

選挙権のない日本人が混ざってても仕方ないので自分は断りますが、実は行ってみたい気もします。