2019年11月11日月曜日

売血制度がまだあるドミニカ共和国

ええっ、最近はあまりダークな話は書いてなかったんですが、

バリオ(ドミニカではとんでもなく貧しい地域を指す場合が多い)に知り合いができると、

まあ、そこそこダークな出来事も起こるわけでして(;・∀・)

昨晩ですね、血を買いたいから助けてくれとティグレ(日本だとチンピラみたいな人たちのこと)の知り合いが突然やって来ました。

なんでも、

そのティグレのティグレ仲間が泥棒行為をしようとした時、運悪く相手もピストルを持っていたそうで、打たれてしまったそうなんです((((;゚Д゚))))

おーい

健全に生活してる日本人巻き込まないでくれーな出来事なんですが、

別に完全に巻き込まれたわけではなく、打たれてしまったティグレの輸血に必要な血を買いたいからお金頂戴ってきたんです(;^ω^)

ドミニカ共和国って一体どういう制度になってるんですかね?

まあ病院にもランクがいろいろあるんで、多分外国人には縁がない部類の病院だと思うんですが、輸血が必要な場合は自分でお金出して、血を売っている民間企業から血を買うようになってるみたいです。

聞いてみたら、流石に自分で血を受け取って病院に持っていくわけではなく、一応システムが確立されていて、お金を払って血を買う手続きをするだけでいいみたいなんです。

昨晩払った金額が1800ペソ、大雑把に計算して日本円で4千円弱です。

聞けば良かったんですが、1800ペソでどれくらいの量だったんですかね。

そういえば昔、近所のティグレに売血でお金を時々得てるって聞いたことあるんですが、それ思い出しました。今度あった時、もうちょっと突っ込んで聞いてみようと思います。

ドミニカ共和国はHIV感染者多いんで輸血とか怖いんですが、

一応流石にドミニカ共和国でも、誰の血でも気軽に買い取っているわけではなく、最初は検査をしてその血を使えるかどうかのチェックはしているとのことで安心しました(∩´∀`)∩ワーイ

 ティグレの言い分としては、貧しい国でチャンスも何もなく、生きていく為には泥棒してお金を得るしかないらしいんですが、

ふつーに貧しい人は貧しい人で、路上でコーヒー売ったり菓子や水を売ったり、信号待ちで車の窓拭きしたりで頑張って働いているんですがね( ー`дー´)

それをしないで泥棒に安易に走るとは、やっぱり駄目でしょっ!

ちょっと話はズレるんですが、ドミニカ共和国ではお金を払えばけっこう何でも簡単にティグレに頼めてしまうので、どうぞう人様の恨みを買うようなことにならないようお気をつけください!

ティグレに頼んで腹が立つ相手の車のガラスを割るとか、火炎瓶を家に投げるとかの復習行為が行われているんで、マジ怖いです。

まあ旅行で来る人や日本人の人は、多分きっとバリオに縁はないと思いますが、知っていて悪い情報ではないと思います(`・ω・´)ゞ

というわけで、今日はドミニカ共和国には未だに売血制度があるというお話でした。