2020年8月20日木曜日

ドミニカンの人生?!②

①に続き、一般的な貧しいドミニカン達がどのような生活をしているかをお伝えしたいと思いますっ!

貧乏な生活にもいろいろあるドミニカ共和国ですが、多少状況が違っても、残りの大部分が似ています。

近所に24歳のブライアンという人がいます。公立での義務教育をとりあえず終えた後、近所で仕事をポツポツともらいながら生活しています。

今までは父親と住んでいましたが、父親が女を作って他で暮らし始めたので、今は86歳のおばあちゃんと二人暮らしです。24歳のブライアンが86歳のおばあちゃんを一人で養ってます。

父親はコロナ禍の前は路駐の車を誘導してチップをもらって生活していました。

定職に就ける人は少ないです。

ブライアンは2500ペソ(5千円)の部屋を借りていて、毎月自分で払っています。毎日路上でもらえる仕事と言えば、近所のおばさんやおじさんが使いを頼んだり、小さな店の運搬の手伝いでチップをもらってお金を貯めて生きています。

1日200~300ペソ(400円~600円)稼げたらいいほうで、まったく稼げない日ももちろんあるそうです(´;ω;`)

こんな状況になったら泥棒したり悪い事したりするドミニカンも出てくるんですが、根がまじめな人はそんなことしないで頑張って生きてます( ー`дー´)

このブライアンが特別ではなく、若くても職に就けず、こうやって路上で仕事をもらい食いつないでいる若者がいっぱいです。

昔一度新聞で見たんですが、ある大きなチェーン店のスーパーの定員数名の応募に、千人を超える応募が来て長い列ができている様子が映っていました。スーパーの店員になることも、なかなか難しいドミニカ共和国です。このような職種でもコネがあったりと、コネがない貧しいドミニカンはほんまに仕事ありませんっ!

自分で歩いて行ける距離の店でも、ブライアンや他の近所の人に頼んで買いに行ってもらうのは、貧しいドミニカンを助ける一つの手段となっています( ー`дー´)

でもまあ、ガスタンク持ってガス入れに行くのもけっこう重労働なんで、近所の人に払ってお願いするのもけっこう便利です!こっちは楽をでき、向こうは日当が稼げウィンウィンです。

日本のお金がないとは違って、ドミニカンのお金がないはほんまにナンもありまへんっ!



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