2017年4月24日月曜日

ある者が払って当たり前

え~、とことんドミニカ共和国を紹介するブログです!

もう5年以上ここに住んで、これが当たり前と思うようになったことがあるんですが、当たり前に思う前はいつも疑問というか不快に感じることもあったのは事実です。

ここドミニカ共和国では、ある者、持っている者が払うのは当たり前のことです。

先進国から来た外国人=お金あるだろう=オマエ払って当たり前

これを申し訳なく感じるわけでもなく、当然のように払ってもらって当たり前なのがごく一般的なドミニカ人です。

例えば近所のあまりお金に余裕がないドミニカンとチャイナレストランに食事に行くと、私が払って当然です。ドミニカンの彼らは財布を出す素振りすら見せません。

なぜなら、私が払って当然だからです。

一緒にスーパーに買い物に行ったとしても、ちょっと自分の欲しい物があったとしたら、少額なら平気でカゴにポイと入れ、私に会計を任せます。

ドミニカ共和国は貧富の差も激しく貧しい国なので、持っている者が払うのは当然なんです。最初は何で?と疑問に感じましたが、今ではお金を持っている者が払うというのが自分の中でも当たり前になってきました(∩´∀`)∩ワーイ

これはとてもいいことだと思います。

お金なんてあの世に持って行けるもんじゃありません!ある時にある人が払ってない人を助けるのは普通です。

お金が自分よりない人に対して、割り勘とか払えとか、やっぱりできないですよ。それはここに長く暮らして、現地の人たちのお金のない毎日を見ているから納得できるようになるからですが、自分も最初は本当に理解できず、頭の中で何故何故何故でした。

ドミニカ共和国で長く生活するようになって、昔は理解できなかった

レジの前の人がお金が足りなくて払えなかったから、全部自分のカードで払ってあげた

という、よく海外で聞くお話しです、アレを自分も早くやってみたいと思うようになりました。

残念ながらその機会はまだ訪れませんが、機会があればお金を払えない知らないドミニカンの支払いを、ドーンとしたいと思っています!

まるでドミニカ人は一銭も払わないみたいに思われたかもしれませんが、日本円で10万円以上をここで稼いでいる人たちは、割り勘とか俺が払うぞとこぞって払おうとしてくれます。

私がここに書いたのは、最低賃金の12,000ペソ前後で生きている人たちのことです。

日本に住んでいると、他人に施しをするとか恵むとかいう機会はほとんどないですが、ここでは毎日それが可能です。

ってことは、自分の成長にもすごくドミニカの環境って貢献してくれてると思います。

でもね、こんな偉そうなこと書いてますが、実はまだこれだけが残念に思うのが、

私が払った後に、当然のように店を出て行くドミニカンの態度なんです(´;ω;`)

せめてありがとうの一言を言ってもらえたら、こっちもものすごく嬉しくなるんですがねっ!

その一言が欲しくてやってるわけじゃないですが、お礼を言うというのはとても大切だと思います。ドミニカ共和国では、ありがとうという人が日本ほど多くはありません。

でも日本と違い、商売で成功してお金持ちになった成金さん達は、たしかに日本の成金みたいに高級車に乗ったり豪邸を建てたりしますが、

1個5万円近くもする大きなINTEXのビニールプールを20個も何十個も、自分が元住んでいた貧しい地域の人たちにボン!っと買ってあげるとか

とても気前よくバラまいてます。

日本人はその点、成金になったらしっかり自分たちだけで成金生活楽しんでますよね。

まあ日本ではドミニカみたいな機会もないから当たり前なのかもしれませんが、ドミニカンの成金の愛あるばら撒きは見ていて気持ちがいいものがあります(●´ω`●)