2017年10月1日日曜日

ドミニカ共和国の金貸し

えー、利子の話に続き、

今度はドミニカ共和国の金貸しについてのお話です (・∀・)

ドミニカ共和国には銀行でお金を借りれなかった場合、簡単に金貸し業を勝手に営んでいる人からすぐに借りる事ができます。

一応合法ですが、許可制ではないので届け出もなんにもいりません。

現金が必要以上にあるという方は、明日からでも金貸し業を勝手に始められます。

幸い、日本でお金を借りたことがないので高いのか低いのかわからないんですが、

15日につき10%とられるのがだいたいここサント・ドミンゴの勝手に金貸し業の人達の相場です。

例えば90,000ペソ(約21万円ちょっと)を借りたとしますと、早く返さないと15日毎に9,000ペソを金貸しのところに持参しなければなりません。

1ヶ月何も返さなくても、18,000ペソを必ず持参しなければならなくなります。

元金がまったく減らないで、15日毎に9,000ペソを返している人を知っているのでこの値段を例にだしました(´;ω;`)ブワッ

4ヶ月ほど、毎月合計18,000ペソを払い続けてます。

これだけあれば、もう元金ほぼ返せてるくらいの金額です。さすがに自分が返済してあげて、自分にゆっくり返してくれればと口から出そうになりますが、ぐっと我慢。

ドミニカの金貸しの不思議なんですが、何も保証なしで借りられます。貸す方も、何もとらないで貸します。

それでトラブルは無いのかといいますと、やっぱりこの商売をされている方の多くは危険な目に遭っていて、ボディーガードを二人いつも連れている人を知っています。人件費が安い国ならでわですね(o・ω・o)

時々遺体で転がってしまうこともあるようで、本当に((((;゚Д゚))))ガクガクブルブルな商売です。

知り合いのドミニカンにいるので、その人の自宅にいる時には頻繁にお金を返しにくる人、借りに来る人がやってきます。

出入り口や部屋には監視カメラまでついてます!この地域に似合ってない!

部屋の中は(写真は流石に撮りませんが)金色の食器など飾られていて、はっきり言って悪趣味です!

ちょっと自分とこの家を改装していて、鉄筋買うお金がないからとかいう理由で知ってる近所の人と金貸しの家の中で会ったこともあります。

ドミニカン、意外と借金に抵抗ないというか、高利貸にも抵抗ないというかへっちゃらっぽいです。

95%くらいは問題なく返済されるそうですが、残り5%はやはりトラブルが起こるようで、本当に命がなんこあっても足りないような商売です。

アメリカに移住したはいいが、アメリカでお金を借りれなくて、

ドミニカに住む親兄弟に頼んでドミニカの金貸しに頼んで借りてもらって、アメリカに送るというような話も普通にあります(´・ω・`)

金貸しのおっちゃん、儲かってるようで、

ものすごく立派なチェロキー他所有しておられます。

自分もおっちゃんの半値の金利で金貸ししようかな~とチラッと冗談で言ったら、もんのすごく睨まれてしまいました(;・∀・)

いやいや、冗談です。金貸しなんて商売、絶対にしたくありません!


これは余談ですが、金貸しの小口といいますか少額の場合は15日に付き10%ではなく、

確か1,000ペソ以下を借りる場合はもっと高額で、15日に付き20%取られるそうです!

なんでこんなことまで知ってんだというくらい、どっぷりドミニカ共和国に馴染んでおります(∩´∀`)∩ワーイ?

ドミニカ共和国に来た時は、普通に銀行から借りてくださいね!年に20%位らしいですから(・∀・)