2016年10月31日月曜日

車の中で生活する人 (´;ω;`)

昔住んでいた高級住宅地とは違い、ここは超庶民的な地域です。でもバリオと言われる、とんでもなく危険で貧しい地域ではありません。ごく一般的な庶民的な地域。

それでも周りは貧しい人だらけです (´;ω;`)ううッ

近所にドミンゴさんというおじさんがいます。

ドミンゴさんの弟さんがうちのすぐ近所に家族と住んでいるから、そこに一緒に住んでいるんだろうと思っていたら、

ドミンゴさんはその弟さんが所有する車の中で、夜寝ているということが最近判明しました。

弟さんが昼間に車を仕事で使っている間は、ドミンゴさんはその辺りをうろうろブラブラ。

何か雑用の仕事が見つかればそれをして、何もすることがない時は本当にその辺をブラブラです。

夜になって車が戻ってくると、ドミンゴさんはその中で寝させてもらえるそうです。

トイレやシャワーは、弟さんの家のが利用可能だそうです (´;ω;`)ブワッ

日本だと中年にあたる年齢です。

そんな年齢の人が家もない仕事もないって、ドミニカ共和国では珍しくありません。

日本の不況だとか貧乏だとか、ここに比べるとまだまだかわいいもんですよ •̀.̫•́✧

ドミニカ共和国には、仕事といいますか、cuidando casa クイダンドカーサというのがあります。

カーサは家です。クイダンドはcareのing形です。

アメリカに出稼ぎ移住した人の家など、空き家になった家に住む仕事です。

ドミンゴさんもその仕事を以前はしていたそうですが、何か事情があって必要とされなくなったようで現在の車中泊です。

しかしこれがけっこう普通なので、みんな嘆きもせず悲観もせず、とても前向きでポジティブです!

それは是非みならうところですねっ!

自分がそんな立場になったとしたら、きっと数日でこの世から消えたくなってしまうでしょう。

生まれた時からの環境が環境だけに、ドミニカ共和国の人たちって強いです (^u^)